アクア日記 2

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らいとぐりーん!

その色ももちろんですが、
質感も含めて、柔らかい印象のある水草です。

パンタナルバコパ

パンタナルバコパ Bacopa sp.“Pantanal”

この種も国内導入からかなりの年月が経っていますが、
なんとか国内流通にも残っていますね。
大手有名通販店でも販売されています。
販売名が“ローライマ”になっていますけど。。。(^^;

ちなみにローライマバコパはこれとは別種で、
もう1回り大型で直立して育ち、
やや長めの葉は下向きに大きくカールするので、
区別は容易です。
ただ、ローライマバコパは現在、
国内絶滅してしまっているかもしれません・・・。
うちでもいつのまにかロストしてしまっていました。。。

話はパンタナルバコパに戻りまして、
栽培は低PHで炭酸ガスを添加していればそれほど難しくありません。
サイズが小さいので小型水槽でももちろん使える水草ですが、
よく脇芽を出してこんもりと茂るので、
大きめの水槽で一画を埋め尽くしても非常に美しいでしょう。
トニナに見られる溶けが本種にも伝染することがあるので注意が必要ですが、
本種から溶けが発生することはあまり無いので、
その点では密植してもそれほど心配は無いのですが、
あまりに密植させすぎると下葉が落ちて茎だけになってしまうので、
適宜トリミングで密度を調節し、
下葉にも光がよく当たるようにしたほうが良いでしょう。


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赤い羽根

この水草も大好きな水草ですが、
何度か我が家の水槽から姿を消しています。。。

レッドピンネイト

パンタナルレッドピンネイト Ludwigia inclinata var.verticillata

栽培自体は難しくないんですが、
綺麗に長期維持するのは非常に難しいと感じています。
とても肥料食いなんですよね。
他の水草が問題無く育っていても、
この種だけは直径が小さくなって貧弱になってきてしまうんです。

画像の株も、1本だけ45㎝水槽で維持していたものを、
60㎝レギュラー水槽立ち上げと同時に植栽したものですが、
上部の勢いのある部分はこの水槽で展開した部分、
その下のくびれの様になっている直径の小さい部分までは45㎝水槽で展開していた部分です。
45㎝水槽はすでに立ち上げから数年経過しているので、
肥料分が少ないと思われ、
直径が小さくなってしまっていました。
一方この水槽は新しいアマゾニアにパワーサンドも仕込んでいるので、
すぐに直径が大きく、美しく育ってきました。

本種は微量元素の添加ももちろん有効ですが、
それよりも窒素分の量が大きく影響しているように感じます。
新しいソイル水槽での挙動がそれを物語っていますね。

最近ADAの液体栄養素がリニューアルしましたね。
その中に、窒素分を添加するための液体栄養素、
「グリーンブライティ・ニトロ」があります。
自分も早速購入し、
20㎝キューブ水槽で実験的に添加してみましたが、
それなりの効果がありました。
なかなか使える液体栄養素かもしれません。
まだこの水槽には窒素不足の傾向は見られないため添加していませんが、
今後様子を見ながら添加のタイミングを探っていこうと思っています。
上手くいけば、本種の最高の状態での長期維持に光が見えるかもしれません。

それまでにまずは1本しかないレッドピンネイトを殖やさなくては・・・


何者!?

おじいちゃんには触れたほうが良いのかしら?
めんどくさいからいいや。

さて、本日はちょいと変わったものを見つけましたので、
入手してみました。
それがこちら。

組織培養

東南アジアから組織培養で「クリプトコリネ ユージィ」が入荷してました。
でも葉っぱが茶色い。。。

中身

中身はこんな感じ。
一応丸葉のクリプトコリネのようです。
葉にはうっすらと虎斑も見られます。
これ、何でしょうね?
ユージィだとしたら、Jikan産が茶色くなる素質を持っていたはず。
Durin Besar産も環境によってはやや茶色がかることがありますが、
ここまで茶色くはならないですね。
Nibonはほとんど茶色くならないですから、
Nibonではなさそう。
まぁ、そもそもユージィかどうかが微妙ですが・・・。
ただこのファーム、少し前からヌーリーの組織培養カップもリリースしていて、
そちらは葉を見た限りでは間違いなくヌーリーっぽいので、
これも淡い期待を抱いているのですが・・・。

鉢植え

とりあえず早速ばらして、
大きめ4株をそれぞれ鉢植えにしてそれぞれ別々のケースへ。
残りの小さいのはまとめてヨーロピアンで植え付けました。
上手く立ち上がって生長し、
開花確認できるのかどうか・・・。

さて、どんなお花が咲くのでしょうか?


これも

ベレン産レッドカボンバと同時期に、
東銀座時代の「Aqua ZooM」から導入した水草。

ビオラセア

ハイグロフィラ ビオラセア Hygrophila sp.

導入時はビオラセアと呼ばれていましたが、
吉野敏著「世界の水草728種図鑑」では、
パンタナルツーテンプルとして紹介されています。
国内ファームなどから入荷するボーグハイグロもビオラセアと呼ばれていますが、
それとは別種です。

こちらの元株はデナリー便での入荷だったようです。
もう15年以上前ですから、
一度デナリーからの入荷が途絶える前の入荷ですね。
最近のデナリー便では入荷していないと思いますので、
もしかしたらデナリーでの取り扱いは終了しているかもしれません。
国内での流通も減っているのかな?
あまり見かけなくなってきているように感じます。

さて、この種も頭の中の理想の姿は、
当時「Aqua ZooM」店内で見た姿です。
かなり光や二酸化炭素、肥料を抑えて小型に育てた姿が忘れられません。
その姿に近づけようとしても、
画像のようにモリモリに育っちゃうんですよね・・・(^^;
まぁ、これはこれで綺麗なんですが。

栽培は難しくないですが、
トニナの溶けのような症状が出ることがあります。
条件が良ければ生長は速いですが、
やや節間が間延びする傾向があるので、
炭酸ガスを控えめにするなど、
やや条件を外してあげたほうが綺麗な草姿になるでしょう。


移植順調

当初は45㎝水槽にも少し残そうかと思ったのですが、
結局完全移植したベレン産レッドカボンバ。

ベレン産レッドカボンバ

移植先の60㎝レギュラー水槽でも順調に生長し始めました。
どうやら移植はスムーズにいったようです。
この種は移植に失敗すると完全に生長が止まったりするので・・・。

美しい・・・

この水草を知ったのは、
ADAアクアジャーナルVol.55の「Fascination 魅惑探訪」というコーナーの一枚の写真でした。
いや、正確にはVol.47の同コーナーにて一度目にしているのですが、
その時には同じ水槽に植わっていたドワーフアンブリアに目が行って、
本種にはあまり触手は動きませんでした。
しかしながら、Vol.55に載ったその写真は、
本種の魅力がすべて詰まった一枚でした。

この水草を自分の水槽でも育てたい!
その思いから、この記事を書いている三浦達雄氏のお店、「Aqua ZooM」に向かいました。

当時のAqua ZooMは東銀座にありました。
お洒落なお店で・・・言い換えると少々入りにくいお店で(苦笑)
でもそこにある水草たちは非常に魅力的でした。
正直、三浦氏の「レイアウト」は、
当時アクアジャーナルで故 天野尚氏のレイアウトを見ていた自分には物足りないものでしたが、
個々の水草の美しさは、近隣他店よりも頭一つ抜きん出ていたように感じました。
すごく繊細に育てられていたんですよね。
照明の強さ、肥料分の量、換水頻度などが絶妙だったのでしょう。
そういう点では、「上手い」と感じました。
あれからもう15年以上経つと思いますが、
今でも頭の中に思い描く個々の水草の理想の姿が、
当時Aqua ZooM店内で見た水草の姿、
という種類がいくつかあります。

さて、念願の店舗に到着し、
店内水槽を隅から隅まで観察し、
お目当ての本種を発見する。
値段を見る。
唖然とする。
はい、1本5000円でした。。。
まぁ、当時は南米産水草のブームでもありましたし、
まだ国内導入から3~4年しか経っておらず、
取り扱っている店舗も少なかったので仕方がないのですが、
正直導入を非常に迷いました。
今でこそ金銭感覚が壊れているので(笑)
水草1本に5000円は、
種類によっては仕方がないかな、なんて思えてしまいますが、
当時はそれこそ清水の舞台から飛び降りるつもりで購入を決意しました。

当時三浦氏に頂いたアドバイスは、
「ソイル水槽で、植えたら根付くまで動かさないこと。
最初は生長が止まって黒髭コケまみれになることもあるかもしれないけど、
それでも我慢して根張りを待つ。」
ということでした。

確かに本種は移植先の環境がそれまでと大きく違うと、
ピタッと生長が止まることがあります。
それでも我慢して光を当て続けていると、
やがて底床付近の節から脇芽を出してようやく生長し始めます。
勢いが出るまで1か月以上かかることも・・・。

教えを守って我が家の水槽でも生長を始め、
ロストの心配も無くなりました。
自分が本種を購入して以降、
年を追うごとに徐々に流通量も増え、
いくつかの水草に強いショップで販売しているのを目にするようになりました。
それに伴い、販売価格も1本1000円前後で販売されていたように思います。

さて、それからさらに年月が経ち、
ここ数年は・・・というと、
全く見かけない水草になってしまいました・・・。
sonsiさん曰く、一般流通経路では絶滅しているとのこと。
思い入れのある種類だけに残念です。
懇意にしている水草に力を入れているショップがあればうちから持って行っても良いのですが、
都内近郊では、
銀座松坂屋屋上熱帯魚売り場が無くなって以降、
このタイプの水草を維持増殖して販売できるショップはほとんどなくなってしまったので、
なかなか普及は難しいでしょうね。
水草に力を入れているショップも、
そのほとんどがファームから入荷したものの大半を右から左のお店が多いですから。

この草、今現在は綺麗に育っていますが、
まだ理想の姿には届いていません。
もっと色が、ワインレッドになるんです。
あの日東銀座で見たあの姿を目指して、
これからも絶やさぬように維持管理していきます。


1週間経過!

60㎝レギュラー水槽、
植栽から1週間が経過しました。

1週間経過

それぞれの水草が徐々に動き出しております。

順調

ベレン産レッドカボンバとレッドピンネイトの生長が目立っていますね。
ハイグロフィラ ビオラセアも少し背丈が大きくなりました。

コケなし

ホシクサ系も動いてはいるのですが、
まだまだこれからですね。
現在マットグロッソスタープランツとクリプトコリネ フラミンゴに若干の溶けが見られますが、
致命傷にはならずに収まってくれそうです。

通常ですとこの時期にはすでに珪藻や糸状藻類が発生してもおかしくないのですが、
今回は植栽前に1か月間水を回して何度か換水していたためか、
現状ではコケの発生はありません。
このままコケ知らずで順調に行くのか、
やはり一度はコケまみれになってしまうのか、
注意しながら管理していきたいと思います。


フィルターの話

今回立ち上げた60㎝レギュラー水槽のフィルターですが、
こちらを使っています。

水中フィルター

エーハイム バイオパワー2411

このフィルター、我が家ではこれで4台目。
水草水槽にはなかなか使えるフィルターです。
付属のディフューザーに二酸化炭素のチューブを繋いで直接添加。
COストーンいらずです。

やや本体サイズが大きいので、
30㎝キューブ水槽だと水槽内が非常に狭く感じますが、
45㎝水槽以上なら、自分はなんとか許容範囲として使っています。
その大きささえ受け入れることが出来れば、
機能性、メンテナンス性共に良いフィルターでしょう。


さて、水草水槽のフィルターですが、
自分はそれほど大きなフィルターは必要無いと考えます。
底床全面に水草が繁茂していれば、
フィルターは無くても問題無いとさえ思います。
(適度な水流は必要ですが・・・)

フィルターは大きければ、それだけ水質が安定すると思われがちですが、
そうとも限らないことを経験上感じています。
フィルターの大きさ、ここでは濾過容積についてですが、
それは水の汚れ具合に比例して大きくするべきです。
なぜなら、濾過バクテリアも生物ですから、
餌が無いと生きていけませんし、増殖しません。

水草の水質浄化能力は非常に高いものがあります。
そして、通常水草水槽に泳がせる魚は小型魚が多いと思います。
体が小さいということは排泄量も少ないので、
餌の与えすぎで食べ残しが出ないように気を付ければ、
それほど水を汚しません。
水の汚れが少ないということは、
バクテリアの餌も少ない状態なので、
それに見合った小さめのフィルターで十分と言えます。

ここからはイメージの話ですが、
大きめのフィルターを使って濾過容積が増えても、
そこに定住するバクテリアの量が少ないと、
使われない濾材が多くなります。
そうなるとその「空き家」に「好ましくないもの」が住み着いて、
環境の安定を妨げているような気がします。

「何が原因かハッキリしないけど、水槽の状態がいまいち・・・」
なんてことはありませんか?
そんな時、濾材の量を減らして濾過容積を減らしてあげるだけで、
好転することがあります。
なかなか勇気のいることですが、
濾過不足は換水で補えるので、
試しに濾材を少し減らしてみると良いでしょう。


色々御託を並べてしまいましたが、
以上のような観点からも、
このエーハイム2411は、
60㎝ワイド水槽くらいまでの水草水槽にはちょうど良い濾過容積だと感じています。
1~2か月に一度のメンテナンスは必要ですが、
メンテナンス性にも優れているのでそれほど苦になりません。
ちなみに、45㎝水槽で使うときには、
真ん中のエーハイサブストラットプロを入れるケースを外して、
上下のスポンジ濾材のみで使用しています。
高さ的にもこのままだと水面から頭が出てしまうので・・・。


動き出しました

60㎝レギュラー水槽、いよいよ動き出しました。

植栽完了

植えた水草は全て他の水槽から移植したもの。
この為に購入した水草は一切ありません。

正面から

前回の日記で「レイアウト風に・・・」なんて言ってましたが・・・?
まぁ、植えたばかりですので・・・
一応頭の中には完成形のイメージはあります。
あとはトリミングと差し戻しでそのイメージに如何に近付けるか・・・。

横から

45㎝水槽で細々と維持していた種類などはまだまだ本数が足りないので、
それらを増やしながらになりますので、
完成までにはしばらく時間が掛かりそうですが、
楽しみながらやっていこうかと・・・。

ベレン産レッドカボンバ

マットグロッソスタープランツ

一応この水槽での現在のメインは上の2種類です。
ベレン産レッドカボンバとマットグロッソスタープランツ。
その他も南米系の水草が多くなっていますが、
それは特に意図したものではありません。
この水槽は他の水槽(特に45㎝水槽)の飽和状態緩和の目的もあり、
完成形のイメージと今ある水草を照らし合わせながら移植していったら、
結果的にこうなりました。
しばらくはこのメンバーで行きたいと思います。

今回植栽した水草

ベレン産レッドカボンバ
マットグロッソスタープランツ
トニナsp.ベレン産
トニナsp.ネグロジャイアント
斑入りトニナ
パンタナルレッドピンネイト
アマゾンハイグロ“マナウス”
ハイグロフィラ ビオラセア
パンタナルバコパ
ミズスギナ
ロタラ マクランドラ ナロー
クリプトコリネ “フラミンゴ”


いよいよ始動

底床敷いて、水を張って、フィルター回して、
それから1か月・・・

始動前

いよいよ始動します。

基本的には育成水槽(畑水槽)にする予定ではありますが、
ただの畑水槽では面白くないので、
レイアウト風に仕上げていこうと思います。

今回は久々のアマゾニア+パワーサンドの組み合わせです。
ただ、いつもと違うのは草を植えずに1か月水を回していたこと。
この期間に数回の換水をしています。
水はすでに完全に透明になり、
初期のパワーサンドからの肥料分の染み出しもある程度は排出され、
落ち着いているはずです。

さて、我が家では今までにない立ち上げ方。
草を植えて、照明を点灯させ、二酸化炭素を添加したらどうなるのか?
通常通りコケまみれになるのか?
それとも大きなコケの発生も無く順調に立ち上がるのか?

楽しみながら立ち上げていきたいと思います。


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