アクア日記 2

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新着水草 その3

比較的最近入荷するようになったインドファームからの水草です。

リムノフィラ アクアティカsp.ドワーフ

リムノフィラ アクアティカsp.ドワーフ Limnophila sp.

上記のインボイスで入荷しました。
アクアティカはジャイアントアンブリアの種小名なのですが、
おそらく本種はアクアティカ種ではありません。
比較的小型の種類で、
大きく育っても直径は3㎝弱。
葉は細く繊細で非常に美しいです。
匍匐茎を出して横に広がりながら殖えていきます。
栽培は容易で、比較的幅広い水質に順応します。
我が家では大磯中性の水槽でも育ってくれていますが、
ソイルを使用した弱酸性の水質のほうが無難でしょう。

過去にカミハタインド便で現地採集株が入荷している可能性が高いですが、
何タイプかのリムノフィラの入荷があったので、
正直どれがこの種に該当するのかはわかりません。


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新着水草 その3

初入荷自体は数年前のカミハタギニア便だったと思いますが、
昨年10月辺りからファームで生産されたものが入荷するようになりました。

ギニアンロタラ

ギニアンロタラ Rotala welwitschii

一部ではアマニアの一種ではないかとも言われているようですが、
今月のアクアライフの高城氏の解説では「ロタラ・ウェルウィツキィ」とされていますので、
ここではそれに倣うことにします。

傷みやすく輸送に弱いようで、
国内ファームで生産されているにもかかわらず、
ショップに入荷した時点での状態があまり良くないことが多いようです。
自分が入手した時も、
葉はかなり痛み、頂芽が潰れていたり、
一部茎が溶けている部分もありました。
その為、すぐには底床には植えずに、
しばらく水面に浮かべて新芽の展開や発根を待ってから植え込みました。

基本的には丈夫な水草で、
かなり傷んだ状態でも条件が良い環境ならば復活してくれます。
その栽培条件ですが、PHの低い水質のほうが調子が良いです。
いくつかの水槽で栽培してみましたが、
極端に酸性の水質のほうが容易に育ってくれます。
弱酸性の水質だとちょっとした水質の変化で頂芽が潰れてしまうことが多く、
綺麗に維持するのが困難でした。
画像の水槽はPH5以下の水質です。
ここでは頂芽が潰れる症状は一度も出ていません。
ここまで極端な低PHは難しいかもしれませんが、
少なくともPH6以下にしたほうが良いでしょう。
生長はそれほど速くなく、
頻繁なトリミングに追われることは無いです。
水質さえ外さなければ、それほど強い光がなくても育ってくれています。


新着水草 その2

これも昨年11月に入荷した新品種。

ロベリア カーディナリス ウェービーリーフ

ロベリアカージナリス ウェービー Lobelia cardinalis “wavy”

通常のロベリアカージナリスが丸葉なのに対し、
本種は葉縁が波打ちます。
通常種を少し豪華にした雰囲気、とでも言いましょうか。
並べて栽培すればハッキリと違いはわかります。
栽培は通常種と同様で生長速度も変わりません。

現在は定期的に入荷しているようですが、
通常種との差異がそれほど大きくないので、
こういった品種はいつのまにか生産を中止してしまうことも珍しくありません。
今後もコンスタントに入荷するのか、
気が付けば市場から消えているのか、
とりあえず我が家ではできるだけ今後も維持していこうと思います。


新着水草

最近はアグラオネマやホマロメナなどの陸上植物が人気のため、
なかなか水草の新着種が話題になりませんが、
個人的には面白いものがあります。

アヌビアス ナナ ゴールデン・ミニ

アヌビアス ナナ ゴールデン・ミニ

その名の通り、アヌビアス ナナの色彩変種、
ゴールデンの小型品種です。
これまで、ノーマルのナナの小型品種はいくつか見られましたが、
ゴールデンには小型品種がありませんでした。
ずっと不思議に思っていたのですが、
昨年の11月頃に入荷しました。
早速入手し育ててみましたが、
今のところ大きくなる気配はないので、
しっかりと品種として固定されていそうです。

調べてみると、どうやら2015年6月に初入荷していたようですが、
その後1年以上入荷していなかったようです。
昨年11月の入荷が2度目ですが、
その後の入荷の話を聞かないので、
まだそれほど安定した供給は出来ないようです。
次の入荷まで、また1年以上間が空くのか、
すぐに次の入荷があるのか、
はたまた、二度と入荷しなくなってしまうのか、
気になるところです。

栽培は通常種と同じで特に難しいところはありません。
他の品種と組み合わせて、
上手くそれぞれの魅力を引き出したいところです。


20㎝水槽 つづきのつづき のつづき

少し水草の生長が鈍ってきたので、
カミハタスティックを1本追肥したら、
一気に生長し始めました。

レッドステムワリッキー

レッドステムワリッキー Rotala sp. “Viet Nam”

生長の速い水草なのですが、
ここ最近生長が止まっているように感じました。
窒素不足を予想してカミハタスティックを埋め込むと、
数日後には顕著にその効果が表れ、
一気に水面に到達しました。

トリミングには強い水草なので、
まめに手入れが出来るならば小型水槽でも使える水草です。
バッサリとカットしてもすぐに脇芽を出してくれます。


コケもあらかた落ち着いてきた20㎝キューブ水槽の今の姿です。

20㎝キューブ水槽

正面から

ここからまめに手入れをしながら上手くまとめていけたらと思っています。


20㎝水槽 つづきのつづき

もう何年前でしょうか?
ギニア便現地採集株を入手して育てたのが懐かしいです。

ギニアンルドウィジア

ギニアンルドウィジア Ludwigia senegalensis

当時入手したものはいつのまにかロストしてしまいました。
しかしながら、その後も国内増殖株は流通していましたし、
最近ではファームからの入荷もあり、
入手はより容易になりました。
栽培は難しくはないですが、
気を抜くと他の生長の速い水草に飲み込まれて消えてしまうこともあります。
よく見ると葉に入る網目模様がなかな綺麗な水草です。
数十本単位で植え込むと非常に美しい群落が出来ますが、
カットするトリミングよりも差し戻しが向いている水草なので、
やや手間がかかるのが難点でしょうか。。。

20㎝キューブ水槽 つづき

赤い水草は数多くありますが、
緑あっての赤であり、
多くの緑の中に、
まるで花が咲いたかのように赤い水草が植わっていると、
相乗効果で赤も緑も美しく見える。。。

のですが・・・

今回は赤い水草のみを集めた水槽にしてみました。
というのも、一口に赤い水草と言っても、
その赤には緑に近いくすんだ赤から、
ビビットな赤、ほんのりピンクな赤からオレンジに近い赤など、
様々な赤があります。
その微妙な違いを上手く配置できれば、
綺麗な水景になるんじゃないかと思って、
この20㎝キューブ水槽で実験をしています。
ここである程度データを取って、
30㎝水槽でレイアウト出来ればな、と思っています。

さて、こちらはここ最近一気にメジャーになったロタラの一種。

ロタラsp.ハラ

ロタラsp. H'ra  Rotala sp. H'ra

ベトナム原産のロトゥンディフォリアの地域変種です。
赤みが強く、這う性質も強いタイプです。
栽培は容易ですが、
その赤みを出すには光や肥料などには気を遣ってあげなければなりません。
元々は現地採集株が国内のショップで増殖されて、
極少数が流通する程度でしたが、
最近では国内やヨーロッパの数社が組織培養株をリリースするほど、
一気にメジャーになりました。

画像はトリミング後、新芽が出始めたところで、
まだ本種の本来の赤みが出ていませんが、
ここからさらに伸びてきて光源に近づくにつれ、
ますます赤みを増していきます。
トリミングにも強く、
水槽環境が整っていれば、
5回以上のトリミングにも余裕で耐えるでしょう。


20㎝キューブ水槽

画像は1か月ほど前のものです。

20㎝キューブ水槽

20㎝キューブ水槽。
まだこの頃はコケが酷いですね。
今はほとんどコケも目立たなくなっています。
その様子はまた後日。。。

さて、この水槽ですが、
前回紹介したレッドルブラが植わっている水槽です。
スペックとしては、
フィルターはスドーのエデニックシェルト、
給排水にADAのDo!aquaバイオレットグラス・ミニ、
二酸化炭素の添加器具はADAのボールグラスとグラスカウンター、
ライトはコトブキのフラットLED2032を2台、
底床はプラチナソイルのスーパーパウダー、
肥料はカミハタスティックとテトラクリプトをそれぞれ1/2ずつを埋め込んでスタート。

この水槽には「赤い水草」を集めてみました。
すべて別の複数の水槽で育てていたものを集めてみました。
水槽右手前でコケに覆われているのはレッドファイヤーモスです。
こちらのコケも現在は無くなりました。
ようやく落ち着いてきたところですね。

その他には、
レッドステムワリッキー
ロタラsp.H’ra
レッドテネルス
ニードルリーフルド
ルドウィジア スーパーレッド
ギニアンルド
ロタラマクランドラ ナローリーフ
斑入りマクランドラ
マヤカsp.パラグアリレッド
ベレン産レッドカボンバ
クリプトコリネ スワイテシー“ヤーラ”
クリプトコリネ “フラミンゴ”
アルテラナンテラ レインキー“ALEX”
などが入っています。
タパジョスドワーフニムファレッドやニムファsp.ナイジェリアも植えたはずですが、
休眠に入ってしまったのか姿が見えなくなりました・・・。

生体はエビしか入っていません。
そのうち何か入れようとは思っていますが、
水槽サイズも小さいので、
何を入れようか思案中です。

次回からこの水槽のレッドルブラ以外の水草を少しだけご紹介します。


学名と言えば・・・

前回記事のお話の続きになりますが、
この水草も、いつの間にか学名が変わっていました。

レッドルブラ

レッドルブラ(ルブラハイグロ)

販売時は上記の流通名が多いかな?
ハイグロと呼ばれていることもありますが、
ルドウィジアの仲間です。
一昔前、この水草の学名はルドウィジア ペルエンシス Ludwigia perensis(perennis) とされていました。
今でも販売名で「ペルエンシス(ぺレンニス)」などの名前が使われていることもあります。
しかしながら、いつからか本種に充てられた学名は、
ルドウィジア グランデュローサ Ludwigia glandulosa に変更されています。

それまで「グランデュローサ」といえば、
やや長葉で大型の、葉を対生させるルドウィジアのことを指しました。
現在でもグランデュローサの名で流通しているのは対生葉のルドウィジアのことが多いようですが、
学名上は互生葉の画像のルドウィジアのことを指します。

学名だけが変更になるだけなら、
趣味の世界ではそれほど影響は無いのですが、
この種類のように、流通名が複数あったり、
学名のカタカナ表記が流通名になっていたりすると、
混乱を招くこともありますね。
以前と同じ名前だから購入して育てたら別の種類だった、とか。
出来るだけ流通名は統一してもらいたいところですが、
インボイス名(輸入時に付けられた名称)の時点で違う場合もあるようなので、
なかなか難しいようです。

さて、このレッドルブラの栽培についてですが、
この種もニードルリーフルドウィジアと同じく、
やや炭酸塩硬度(KH)が高い水質を好むようです。
光や肥料、炭酸ガスなどの条件も高い次元で維持すると、
綺麗な状態で維持できるでしょう。
状態が良いと葉は真紅に染まり、
葉の表面には艶が出てきます。
生長は比較的遅いので、
トリミングの手間はそれほどかかりません。
順調に生長するとそれなりに直径が大きく育つので、
数本でも、その葉色と相まってかなりの存在感があります。

画像の株にはややコケが付いていますが、
これはこの水槽がまだうまく立ち上がっていない為です。
この水槽は前回までに紹介した水槽とは違い、
比較的最近立ち上げた20㎝キューブ水槽です。
この画像は少し前の画像で、
現在はほとんどコケは目立たなくなりましたが。
こちらの水槽については次回の記事にて紹介します。


30㎝レイアウト水槽の水草たち その5

トロピカの組織培養株を入手しました。

キカシグサ

キカシグサ(ロタラ インジカ) Rotala indica var. uliginosa

日本にも自生する水草ですね。
ショップで「ロタラ インディカ(インジカ)」の名前で販売されているものは、
ロタラ ロトゥンディフォリア Rotala rotundifoliaの赤みの強いタイプで、
いわゆる本物のインディカは本種を指します。

水上葉と水中葉の差はそれほどありません。
ロトゥンディフォリアのように斜めに育つことはなく、
直立して育ちます。
その様子から、あまり水中での生活は得意ではないようで、
少しでも早く水上に脱出しようとしているようにも見えます。

一昔前は「アマニアsp.ボンサイ」の名で流通していましたが、
ここ最近はあまり見かけなくなっていました。
しかしながら、トロピカの組織培養株、1・2・Grow!から、
「ロタラsp.ボンサイ」の名でリリースされるようになりました。

栽培はソイルで炭酸ガスを添加していれば可能ですが、
時折、下茎部から溶けるように枯れることがあります。
根が無い状態で差し戻しをするとそういう状態になることが多いので、
すでに発根している部分でカットして差し戻しをするか、
カットした後しばらく水面に浮かべて発根を確認してから植え込むと失敗が少ないでしょう。


話は変わりまして・・・

今月のアクアライフ誌は水草特集で、
その中のブリクサ・ショートリーフの記事で、
学名が「Blyxa japonica var. alternifolia (Blyxa alternifolia)」になっていました。
novoguineensisは3mにもなることがあるという別種だそうです。
3mになるブリクサ、見てみたいですが・・・
それはさておき、ブリクサ・ショートリーフはalternifolia種ということで、
先日の記事の学名を変更しておきました。
ただし、やはり1200水槽に植えてあるブリクサと、
この水槽に植えてあるブリクサ・ショートリーフは産地の違いからか、
多少の差異が見られることは確かです。

最近はあまり目にすることが無くなりましたが、
オリエンタルからアルテルニフォリアとして入荷していたブリクサは、
有茎タイプで環境によって赤く色付く、やや細葉のものでした。
現在の分類から考えると、
これは東南アジア産のjaponica種、
つまり地域変異だと思われます。
このように、ブリクサの仲間は採集地によってある程度の変異があると思われ、
同種でもかなり見た目に差がある場合もあることから、
流通名の混乱が生じているように感じます。

知らないうちに学名が変更になっていたり、
精査することで、今まで使われていた学名が変更されていたりすることがあります。
今後も、現在一般的に知られている流通名や学名が、
変更されることがあるかもしれませんね。


30㎝レイアウト水槽の水草たち その4

これも20年近く維持しています。

南米ウィローモス

南米ウィローモス Vesicularia sp.

南米産ではないことは周知の事実。(笑)
当時は南米産水草ブームの初期だったかな?
それに便乗したんですかね?
まぁ、産地の件は置いといて、
綺麗なモスだと思います。
本種が形作る三角形を見せるように栽培すると、
やはり目を引く一角となるでしょう。

最近では出回るモスの種類も増え、
選択肢は増えました。
ただ、一部で種類の混同も起こっているようにも思います。
南米ウィローモスの名であまり綺麗な三角形になっていないものなど。
まぁ、環境によって姿かたちを変えることはよくあるので、
実際は本当に南米ウィローモスだったのかもしれませんが・・・。

うちにあるのは、出回り始めた頃に入手したものを維持しています。
数年前、レイアウトに使うのに手持ちの南米ウィローモスでは足りなかった時があり、
新たに購入したことがありました。
それまで維持していたものは別の水槽で引き続き維持して、
その時購入したものとは混ざらないようにして、
レイアウト解体とともに、新規購入分は廃棄してしまったので、
現在うちにあるものは昔手に入れたもののみです。
見た感じ同じものだったとは思いますが、
一応こだわりってことで。。。

活着力は通常のウィローモスに比べると弱いので、
釣り糸などのナイロン製の糸で巻きつけると良いでしょう。
ただ、画像のように特に巻きつけずに自然に繁茂する姿もなかなか綺麗ですよ。
明るい環境で、炭酸ガスの添加を行って育てると、
草姿が締まって育ってくれます。

30㎝レイアウト水槽の水草たち その3

先日紹介したブリクサとは別物です。

ブリクサ“ショートリーフ”

ブリクサ・ショートリーフ Blyxa novoguineensis Blyxa alternifolia

先日紹介したブリクサと草姿は似ていますが、
たぶん別種です。
環境にもよると思いますが、
こちらのほうがやや葉幅が広く、
赤みが出やすいようです。
葉長もやや短いかな?
ブリクサの仲間は種子の形状などで分類するので、
実際に分類上の別種かどうかは種子を見ないと何とも言えませんが、
アクアリウムプランツとしては表現が違うので、
別種で良いでしょう。
エキノドルス ホレマニーとウルグアイエンシスの関係と同じです。
(分類上はホレマニーもウルグアイエンシスとされる。しかしながら、表現は全くの別物)

さて、今回のこの水槽は30㎝水槽です。
本種は「ショートリーフ」と言えども、
MAXサイズに生長すると、
30㎝水槽ではバランス的にやや大きく感じるほどにまでなります。
そこで、トリミングにより全体のバランスを維持するわけですが、
引き抜いて子株を差し戻す方法だと、
またすぐに大きく生長してしまいます。
そこで今回は、他の有茎草をトリミングするのと同じように、
本種もバッサリと頭をカットするトリミング方法を選択しました。
本種はロゼット型に見えますが、短茎の有茎草なので、
生長点をカットしても脇芽が出てきますが、
生長点を残す位置でカットしたほうが、
その後の復活が早いです。
ヘアーグラスをカットするのと同じ感じですね。
生長点を残してカットし、
その後の環境が整っていれば、
翌日にも生長点は動き出して、
2週間程度で画像のような状態に復活します。

今回、植え込みからここまで、
ブリクサのトリミングは3~4回は行っています。
あと1~2回はトリミングに耐えられそうですが、
あまり繰り返して行うと株元の茎が底床から浮き上がってきてしまうので、
そうなった時には差し戻しをして株の更新をしてあげれば、
長期にわたって同じ状態を維持できるでしょう。


30㎝レイアウト水槽の水草たち その2

昔から好きな水草です。

ニードルリーフルド

ニードルリーフルドウィジア Ludwigia arcuata

あまりPHの低い環境は好きではないようです。
特にKHが1~2ほどあるほうが簡単に育ちます。
これはルドウィジアの仲間の多くに共通しますね。
逆にKHが0の環境だと下茎部から溶けるように枯れることがあります。
その為、底床はソイルよりも大磯のほうが容易に育てられます。
ソイル水槽に植える場合、
特に新品のソイルの場合は初期に換水を頻繁に行い、
水草の生長を促すとともに、
PHとKHが下がり過ぎないようにしてあげると、
上手く立ち上がってくれます。

この水槽にはセットしてから数か月経った後に植えたので、
溶けることなく順調に育ってくれました。
別の水槽で育てていた水中葉を植えたのも上手くいった要因の一つだったかと思います。

基本的には上部をカットするトリミングで維持しています。
初期に植えた量がやや少なかったので、
最初の2~3回のトリミングでは、
カットしたものを捨てずに植え込んで、
密度が増すようにしました。
現在はカットしたものは全て取り出しています。

トリミングには強く、
ここまで5回以上はトリミングしていますが、
まだ下茎部が弱っている様子は見られません。
差し戻しをせずに長く維持できる有茎草の一つだと思います。


30㎝レイアウト水槽の水草たち その1

さて、30㎝レイアウト水槽を彩る水草ですが、
まずはこの水草から。

コブラグラス

コブラグラス Lilaeopsis novae zelandia

なかなか密生させるのは難しい水草です。
過去に1~2回育てたことがありましたが、
毎回黒髭コケの猛攻に合い、撃沈していました。
そこで今回は本気で取り組んでみました。

チャームさんで水上葉のコブラグラスを3束購入。
実際に植えたのは2束分くらいでしょうか。
かなりの密度で植えました。

ライトはコトブキのフラットLED300を2台使用して、
十分な光量を確保。
炭酸ガスも通常よりやや多めに添加し、
水中葉の展開を促しました。

水中葉の展開が見られるようになってきたら、
黄色く変色し始めた水上葉を週に一回、
換水の度にこまめにカット。
3か月ほどでほぼ全てが水中葉になりましたが、
まだこの段階ではやや密生感に欠ける状態でした。

黒髭コケは、流木やフィルターのパイプ類には若干付きましたが、
コブラグラスにはわずかに残った水上葉に少し付く程度で、
換水時にカットして対処できる程度でした。
流木やパイプ類に付いた黒髭コケは、
水を抜いて木酢液を塗って除去。

レイアウト作成から半年が経った頃でしょうか。
いよいよコブラグラスにも黒髭コケが付き始めます。
そうなると早いもので、
あっという間に古い葉を中心に黒髭コケに覆われてしまいました。

さて、問題はなぜここへきて黒髭コケが急に発生し始めたのか?
この時点ではまだ魚はオトシンクルスしか入れておらず、
その他の生体もミナミヌマエビとレッドラムズホーンのみ。
ミナミとレッドラムは水槽内で増えてはいましたが、
特に餌を入れているわけではなかったので、
よく言われるリン酸過多の状況にはなっていないはず・・・。

よく観察してみると、
コブラグラスに一時期ほどの生長の勢いが無いように思いました。
新葉の展開も見られましたが、色が薄く元気がない印象。
そこで、肥料過多でコケが発生したのではなく、
逆に肥料不足でバランスが崩れてコケが発生しているのではないかと推測し、
カミハタスティック1本を8等分にカットし、
コブラグラスが植えてある部分に均等に埋め込みました。

それまで週一回の換水時に、
テトラのフローラプライドを新水8Lに1mlの割合で添加していました。
フローラプライドはカリウム主体の液肥のようなので、
カリウムは十分に足りていたと思われます。
しかしながら、魚がおらずに餌の投入も無い、
そして、ここまで順調に水草が生長してきた為、
特に窒素が不足傾向にあったのではないか、と。

黒髭コケはリン酸過多で発生すると言われることが多いですが、
これまでの経験上、それだけでは説明が付かないこともありました。
おそらく、リン酸過多というより、
窒素分の不足により水槽内の肥料バランスが崩れて発生しているのではないかと思います。

実際、今回カミハタスティックを追肥したあとは、
コブラグラスの新芽の展開も勢いが出てきて、
それと反比例するように、
黒髭コケの新たな発生量は減少しました。
すでに付いてしまった黒髭コケは、
サイアミーズフライングフォックスの力も借りながら、
カットできるものはカットしていくことで、
画像でもまだほんの少し残ってはいますが、
ほぼ気にならない程度にまで減らすことが出来ました。

その後は1か月ごとにカミハタスティックを1/2本、
4分割して追肥しています。
黒髭コケの減少と共に、
コブラグラスは一気に密生度を増し、
昨日今日で紹介した画像の状態になりました。
現在は上記の肥料の他に、
ADAのグリーンブライティSTEP2を換水時に1ml添加しています。

コブラグラスは、水中で密生させるのに手間と時間のかかる水草ですが、
底床いっぱいに密生した姿は、
ヘアーグラスやテネルスなどとは違った雰囲気で、
非常に綺麗な前景草で、
密生してしまえばそれほど手が掛からなくもなるので、
チャレンジする価値のある水草だと思います。
勢いのある水草にはコケが付きにくい。
いかにコブラグラスの活性を上げられるかがポイントだと思います。


30㎝レイアウト水槽

少し1200水槽から離れまして・・・
30㎝水槽で楽しんでいるレイアウトのご紹介。

30㎝水槽レイアウト

底床にはプラチナソイルのスーパーパウダーを使用。
吸着系のソイルの中では肥料分が多いようで、
水草の生長もなかなかのソイルですが、
過去の経験から我が家の環境では、
あまりADAのパワーサンドとは相性が良くないように感じたので、
今回は少し違ったセッティングでスタートしてみました。

30㎝水槽レイアウト

と言っても、この水槽をセットしたのはH27年の11月の末でした。
テトライニシャルスティック10g、
テトラクリプト1/2錠、
カミハタスティック1.5本を底にばら撒き、
その上にプラチナソイルスーパーパウダーを敷いて、
最初は全面にロタラ類を植えていました。
トリミングしながら約5か月間維持したあと、
全てを引き抜いて新たにカミハタスティック1.5本を追肥して、
今回のレイアウトを作成したのがH28年の4月中旬。

30㎝水槽レイアウト

立ち上げてからここまで、生体はレッドラムズホーンとミナミヌマエビ、
オトシンクルスしか入れていませんでした。
新しいレイアウトでは下草にコブラグラスを使おうと決めていたので、
黒髭コケの発生を考えて、
今後も生体は上記の3種以外はしばらく入れずに維持していくことに。
まぁ、そのあと結局、黒髭コケの大量発生に見舞われることになるんですが・・・。

現在は水槽立ち上げからは1年2か月、
このレイアウトに変更してからは9か月が経ちまして、
その間に何度かカミハタスティックの追肥をしながら、
一応の完成を迎えました。
画像の時点では上記の生体3種のうち、
オトシンクルスがサイアミーズフライングフィッシュに代わっていますが、
それ以外の魚は入っていません。
が、先日バタフライレインボーを2ペア導入しました。
サイアミーズしか入れていなかったころから、
餌としてブラインシュリンプを毎日少量入れていますが、
目立ったコケの発生も無いので、
環境としてはかなり安定しているようです。

次回へつづきます。


ブロードリーフアマゾン“コンパクト”の記事のコメント欄に名無しさんからコメントいただきました。
増えたらオクに流してください!
とのことですが、
残念ながら自分はオークションは出品も購入もしていないんですよねぇ。
別にオークションを否定するつもりは全くありませんよ。
ただ自分はアクアリウムは完全に趣味でありたいので、
他の愛好家の方々とお金のやり取りはしたくないんですよ。
目の前の草をお金に換算したくないというか・・・
単なる個人的なこだわりです。
過去にはクリプトコリネのトレードなどはしていたので、
うちから出すとすればトレードか譲渡といった形になると思います。
まぁ、時間とタイミングが合えば、ですけど。。。
ということで、うちからオークションに直接出品されることは今後も無いと思います。
申し訳ないです。

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