アクア日記 2

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欧州ファームの種名の誤り

Rootsさんのblogに、
欧州ファームの確信犯的な種名の誤りについての記事がありました。

アクアフルールから入荷する“クリプトコリネ ブローサ”や“モエルマニー”は、
明らかに草姿が違うのと、
ありふれたスリランカ細葉系のクリプトなので自分は入手していませんが、
バース便で入荷した“クリプトコリネ コロナータ”は、
ちゃんと育てるとカッコイイのと、
半分ネタ的な意味合いで入手し、
今も我が家の水槽に植わっています。

ただ、入手しておいて説得力もクソもないですが、
本来なら、違うと分かっている、もしくは非常に疑わしい場合、
入手しないというのが大事だと個人的には考えております。
これは、
「ちょっと珍しい種名を付ければ日本では売れる」
という考えがあちら側にはあるのではないかという推測からで、
それならば、
「ちゃんとした種名を付けないと日本では売れない」
という状況にすれば、
ここまで明らかに間違った種名を付けてのリリースは減るのではないかと思ってのことです。
買わないというのは決して消極的な対処ではなく、
ユーザーに出来る、むしろ積極的な対処だと思います。
シダやホシクサに見られる産地偽装の問題や、
何でもかんでも「新種」「珍種」の触れ込みで必要以上の付加価値をつけられてリリースされることもある、
昨今のプライベート便に対しても、
同様の対処で状況は変えられると思っています。

おっと、話が脱線しそうなので元に戻しましょう。

欧州ファームからいい加減な種名でリリースされる水草を、
具体例を挙げて紹介しましょう。

ドイツのデナリー社から、
「C368」のコードを付けてリリースされるクリプトコリネがあります。

C368

C368 葉のアップ

これが我が家の「C368」です。
日本では一時期デナリーからの入荷が数年間完全に途絶えていた時期がありましたが、
これはそれ以前に入荷したものを維持しているので、
日本に入荷してからかなり経っているものです。
葉っぱをすべて落として植え返してから間もないので、
ちょっと貧弱な草姿をしていますが・・・。

インボイスネーム及びPOTに刺さっているタグには、
「C368 Cryptocoryne costata
と明記されております。
コスタータは、現在ではアルビダのシノニムとなっており、
すでに有効な種名ではないのですが、
そこは百歩譲って良しとしましょう。
ただこれ、我が家で開花し、
スピラリスであることを確認しております。(爆)
開花画像を探したのですが見つからなかったので、
また今年、頑張って咲かせてみたいと思います。
屋外直射日光ガンガンで栽培すれば比較的簡単に開花するので。
この手の細葉系クリプトがなかなか開花しないのは、
単に光量不足が原因だと思います。

おっと、またまた話が逸れそうです。(汗)

草姿や栽培下での性質などから、
これと元株が同じと思われるクリプトが、
GULA社からはスピラリスとしてリリースされています。
GULA社ではしっかりと種を確認してリリースしているわけです。
デナリーでも、
昨日今日取り扱いを始めた種類ではなく、
すでに少なくとも10数年はリリースしている種類ですから、
種の確認はされていて当然だと思うのですが・・・。

まぁ、千歩譲ってここまでも許すとしても・・・。

デナリーからは下の画像のようなカタログが出されています。

デナリーのカタログ

これにはデナリーからリリースされている水草が全て(?)載っており、
その中には当然上記の「C368」も載っているのですが・・・。

カタログ内表記

これが「C368」の紹介部分です。
写真はまさしく、我が家にある「C368」と同じものの水中栽培株でしょう。
ただ・・・

フラキシディフォリア?

このカタログ内では「Cryptocoryne crispatula var. flaccidifolia」として紹介されています。

インボイスネーム(タグに明記の種名)はコスタータ、
自社のカタログにはフラキシディフォリア、
実際の種名はスピラリス。
まったくもってグダグダです。(苦笑)
これが欧州を代表する水草ファームの現状です。

タグやカタログはおそらく自国内でも流通しているとは思いますので、
この事例は日本に対してだけのいい加減さというわけではないでしょうが、
有名ファームから入荷するから種名は信用できる、
という考えはまったく通用しない事例ではあるでしょう。

ついでに、

ホレマニーの説明文

同じカタログ内のエキノドルス ホレマニー グリーンのページです。

写真

写真を見る限りどうやら本物のホレマニー グリーンだと思うのですが、
現在デナリーから入荷する本種は少なくともこの写真と同じものではなく、
ウルグアイエンシスだと思われるものが入荷しています。

ドイツ国内ないしヨーロッパで流通する同社の水草を見たことはないので分かりませんが、
向こうでは正確な種名で流通していて、
日本向けだけにいい加減な種名を付けてリリースされているとしたら、
これほど馬鹿にされていることはありません。
そうでない事を祈りたいですが、
とりあえず現在入荷している欧州ファームの水草の中には、
こういった事例がいくつも見受けられますので、
Rootsさんのようなショップ様にも頑張っていただくと共に、
我々ユーザーもできるだけ情報を共有して、
少しでもこういう状況を改善していく努力が必要だと思います。

趣味だから楽しければ良い
というのも分かりますが、
趣味だから拘りたい
という部分も必要だと思うのです。
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お久しぶりです

色々ありますね。
各サイトは巡回しておりましたが、
自分のところのネタが無いのも手伝って、
しばし静観しておりました。
このまま静観していれば良いんでしょうが、
それが出来ない性格なのも困ったものです。(苦笑)



他のプロを批判するブログに対して、
「プロとして追い詰められたのか、かなり異常な行動」
「小学生低学年の子供」
「「袋小路」に迷い込んだ」
「「八方塞り」の終わった人の行動」
って書いちゃう時点で、
同じ穴の・・・(爆)

まぁ、産地偽装は間違いなくあるでしょうね。
クリプトに関しては偽装は無いにしても、
凹氏の仰るように、
採集者によって(もしくは便によって)
同産地でも産地名の表記が違う場合もあるようなので、
違うと思って管理栽培していたものが、
実際は同産地のクリプトだったということも、
確かにあるようです。
以前日記でも書いた事がありますが、
例えばクリプトコリネ ボルネオエンシス。

クリプトコリネ ボルネオエンシス NO2 スンガイ ラワク I-SASL 2002年入荷
クリプトコリネ ボルネオエンシス 東センパガ産 2003年入荷
クリプトコリネ ボルネオエンシス プンドゥ産 2004年入荷

上記は同一産地です。
一番上はレヨンの佐々木氏の便、
あとの二つは出射さんの便だったかな?
それぞれ入荷時期や採集者が違うのと同時に、
ロカリティ名も違いますが、
同じ場所だそうです。
東センパガ地区の、プンドゥという場所の、ラワク川
ということでしょうかね。
kn氏のようにそこまで詳細なロカリティは必要無いと考える採集者もいれば、
川の名前までしっかりとロカリティを付けようとする採集者もいるわけで、
また、何度か同じ場所に採集に行くうちに
より詳細なロカリティが判明する場合もあるようで、
その場合は同じ採集者でも便によってロカリティ名が違っている場合もあるようです。

ちなみに、
クリプトコリネ ボルネオエンシス スンガイ コル(Sg Koru)産 NO3a I-SAKK4
クリプトコリネ ボルネオエンシス スンガイ コレ(Sg Kore)産
クリプトコリネ ボルネオエンシス スンガイ コラ(Sg Kora)産

上記3産地も同一産地です。
一番上はレヨンの佐々木氏の便、
あとの二つは自称「世界最高峰の研究者」様の便です。
この産地名については、
現在、自生地近くに住む現地住民はその場所をコラ(Kora)と呼んでいるようですので
現時点ではコラが正しいのでしょう。
ただし、その川のほとりに住む住民はジャワ島からの移民だそうで、
原住民がその川をそれ以前に何と呼んでいたのかは定かではありません。
また、まったく違う名称で呼ぶ人も少数ながらいるようです。
なので、現時点での現地での多数決でスンガイ コラが正しいということで、
実際にはそれほど定まった川名称ではないようです。
※Koraについての情報は以前に、
 本種の発見者である出射氏に質問メールをして得た回答です。
 (あ、しっかり本名をフルネームで名乗って質問しましたよ。(笑))
なので、kn氏が仰る
「川や山名の場合ですと、やはり地図に載っている位のものでないと必要ない」
「現地に行って聞かないと分からないような川名も村名も必要ない」
というのも分かりますし、
「現地の人も知らないようなドブ川の名前を表示しても全く参考にはならない」
に至っては、
そもそも現地の人が知らないんじゃ名前の表示のしようが無いんじゃないの?
と思いますが、
趣味家としてはより詳細なロカリティを知りたいというのもあるんですよねぇ。(^^;

ちなみにちなみに、
ボルネオエンシスの記載論文にはコル(Koru)で記載されています。
記載論文にはKoru、現地での現在の川名称はKora、
ではKoreは?
自称「世界最高峰の研究者」様が某オークションにて一度だけ(?)使用したロカリティ名です。
その後しばらくして「コルは間違いでコラが正しい」としてリリースしておりますが、
自身が使用したKoreについての説明は現在まで一度もされておりません・・・。
もしかしたら、その時落札された方は今でもKoreで管理しているかもしれませんねぇ。(爆)

まぁ、そんな感じで、
同一採集地でもロカリティ名が違うことはあるということで。
この辺りは、各採集者に詳しく質問して同一産地か否かを判断するか、
入荷便の違いと割り切ってその時のインボイスのまま管理するか、
各趣味家の自由で良いとは思いますが、
オークションなどで趣味家から趣味家へ金銭による取り引きがある現状では、
「別産地」「ニューロカリティ」として無意味な付加価値が発生してしまう可能性もあるので、
こういうことがあるということを知っておくのは大事なのではないかと思います。


さてさて、まだ気になる話題はいくつかありましたが、
今日はこの辺で・・・。

ここ最近、残業が無くて早く帰れた日に、
少しずつクリプトの植え替えなんぞをやっております。
もっと栽培上手になりたいものですなぁ・・・。(バキ)

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
今年もボチボチやっていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。



挨拶だけでは何なので少しだけ・・・

チューブの概念が違うような気がする。
あのヌーリーのチューブはせいぜい10cm前後でしょ。
上部のリム部分や、
下部のケトル部分、その下の花茎(花柄?呼び方が合っているか分かりませんが(^^;)も合わせれば、
20cmに達するのかもしれませんが。

クリプトの苞

上の画像はシュルチーの苞です。
タバコの箱と比較してもらえば分かると思いますが、
これは純粋にチューブだけで20cm前後あります。

クリプトの苞

一方こちらはウステリアーナの苞ですが、
この種は花茎が非常に伸びる傾向があり、
その部分まで合わせれば余裕で20cmを超えることもありますが、
チューブだけの長さで言えばせいぜい10cmを超えるかどうか、
といったところです。

この考え方で言うと、
ちょこっとネットで調べた限りでは、
チューブ20cmを超えるヌーリーは出てきませんでした。

では、エスコタとデクスは別物か?
というと、
それはまた別のお話になるような気がしますが、
とりあえずは、
どこからどこまでをチューブとするのかが一致しないと、
議論にならないと思います。

新年早々、戯言から始まるアクア日記2。(爆)
まぁ、今年もこのスタンスで、
好き勝手なことを書いていこうかと・・・(^^;

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